初めての方必見!伊豆・河津桜祭り行き方&おすすめ撮影スポット

2月も終わりに差し掛かり、いよいよ花粉シーズンが到来します。
私は小学校低学年から花粉症持ちで、花粉症歴20年のベテランです。
年を経るごとに、この時期の憂鬱さが増しているような気がします。
そんな中花粉シーズンのピークを迎える前に早咲きの桜を見にいきたいと思い、伊豆で開催されている河津桜まつりに行ってきました。
昨年訪れようと思っていたのですが、タイミングが合わず今年こそはと思い気合を入れて行ってきたのでその様子を書いていこうと思います。

河津桜について

河津桜

早咲きの桜として有名な桜の一つが河津桜(カワヅザクラ)です。
河津桜はバラ科・サクラ属で、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配でできた日本固有の桜と言われています。
河津桜の発祥の地は静岡県加茂郡河津町です。
1955年に発見され、1974年に河津桜と命名されました。
1955年に初めて発見された原木は現在も見ることができ、2023年で樹齢が約70年ほどだそうです。
2月初旬〜3月初旬が開花時期です。
ちなみに今回河津桜まつりに私が訪れたのは2月23日で、この時点で7~8分咲きでした。
訪れるのは2月中旬〜下旬あたりが良さそうです。

河津桜まつりへの行き方

河津桜まつりは伊東急行線の河津駅から歩いて行くことができます。
河津駅への行き方はいくつかありますので調べてみました。

1.特急「踊り子」号の利用

踊り子号とは首都圏から伊豆半島を結ぶ特急列車です。
東京駅〜河津駅までは約2時間半で行くことができます。
価格は¥5,800-です。
また踊り子号の上位版として「サフィール踊り子」という特急列車もあります。
この列車は2020年3月13日に運行終了したスーパービュー踊り子号の後継列車です。
サフィール踊り子号は全てグリーン席となっているため踊り子号に比べて価格が高く東京駅〜河津駅で¥9,550-となっています。かかる時間は約2時間20分と踊り子号を利用した時とあまり変わりませんが、ゆったりと贅沢気分で行く時は使ってみたいですね。

2.新幹線「こだま」と伊豆急行線の利用

踊り子号以外でも行く方法はあり、その一つが新幹線と在来線の併用です。
東京駅から熱海駅までは東海道新幹線「こだま」で行くことができます。
そして熱海で伊東線・伊豆急行線に乗り換えて河津駅まで行く方法です。
今回私はこのアクセス方法で河津駅まで行きました。
この方法だと河津駅まで約2時間40分、価格は¥5,990-です。
踊り子号を利用するのとさほど変わりませんが、踊り子号は本数が少ないため予約せず行く場合はこちらの方法をお勧めします。

伊豆急行線

伊豆急行線の列車は真っ赤でした。
これに乗ると旅行感出るなという感じです。

3.在来線の利用

特急列車も新幹線も利用しなくても在来線のみで行くこともできます。
この場合は東海道線を利用します。
東海道線で東京駅から熱海駅まで行きます。
熱海駅で乗り換えた後は上記と同じ方法で伊東線・伊豆急行線を利用して河津駅まで行きます。
価格は最も安く¥3,700-で行くことができますが、その分時間がかかり3時間〜3時間半程かかります。
時間に余裕のある方は金銭的にも安く抑えられるため、こちらの方法で行ってもいいかもしれません。

河津桜まつり

初めて行くのでネットから見れる下のマップを参考にしながら散策することにしました。
2023年の河津桜まつりのマップは以下の通りでした。

河津桜マップ

メインは川沿いにある桜並木でした。
ここでは人だかりができており、各々写真を撮る姿が見られました。

河津桜祭りの様子

屋台も出ていました。

桜と屋台


地図上の一番右にある「浜橋」から見た桜並木です。
この日は無風だったため川に桜並木が非常に綺麗に写っていました。

浜橋から見る桜並木とリフレクション

とりあえず一番端まで来てしまったので、地図上の左上にある原木を見に行くことにしました。
調べていて思ったのですが、この原木、おそらく1955年に初めて河津町で見つかった桜だったのではないかと家に帰って気がつきました。
樹齢70年以上ある桜だったので、幹がかなり太かったです。

河津桜の原木


とある情報によると若い桜の木の方が花をつけている期間が長く、樹齢の長生きの方が花が早く散ってしまうそうです。
もしかしたら他の木よりも早く散ってしまうのかもしれませんね。

浜橋から原木まで歩いて約30~40分ほどです。地味に遠いのが難点です。
このまま引き返すのも勿体無いと思ったので桜見晴台に行きました。
上から桜並木が見えるということで行くことにしました。
原木から桜見晴台には歩いて5~10分ほどです。
少し歩くと看板が見えてきました。

涅槃堂への案内板

桜見晴台はこの涅槃堂という御堂の敷地内にあるそうです。
涅槃堂はこんな感じでした。
中には入っていないので雰囲気だけの写真です。

涅槃堂

桜見晴台はこの敷地内にありました。

桜見晴台にある看板

この看板の通りの構図で撮ってしまいましたが、綺麗に桜並木が見れました。
ただ個人的にはもっと高いところから撮れると思っていたのですが、意外と高さはなかったです。

桜見晴台から見る桜並木

桜見晴台からの桜を見終わって、この時点で16時でした。
筆者はここから歩いて河津城跡公園にいこうと思いました。
ちなみにGoogleマップ上では約50分ほど。
結論から言うとGoogleマップを頼りに行ったのですが、入口がわからずたどり着けず。
河津城跡公園へ行く方は行く前に入念にアクセス方法を調べた方が良さそうです。

さてここからはライトアップされた夜桜を撮りに行きました。
ライトアップ時間は18時から21時です。
この時間帯になると昼間見られた人混みがなくなっており、ストレスなく桜を堪能できました。
夜桜だけ見に来るならこの時間帯からの方が良いかと思います。


全ての桜がライトアップされているわけではなく一部の区間の桜並木だけライトアップされていました。
ライトアップされている区間はマップ上に記してあります。
地図上左の踊り子温泉会館近くの桜並木が綺麗ということらしいのでここをターゲットにしました。

まずは近くに流れている川と桜並木を撮影しました。

夜の河津桜
ISO 320  F値11  SS10sec

三脚を持っていたので長秒露光での撮影。
川が非常に滑らかに写っています。
またできるだけ長い桜並木を映したかったので広角レンズを使用しました。
この時は17mmで撮影です。

2枚目はここから歩いて5分ほどにある「かわづいでゆ橋」から撮りました。
こちらも踊り子温泉会館の近くです。
橋の上からの桜並木も抜群に綺麗でした。
橋の上からは手持ち撮影だったのでノイズが出てしまったのが気になるところです。

かわづいでゆ橋から見る夜桜

この夜桜を撮っている間に20時近くとなりました。
河津駅から東京駅までの終電が20時40分だったため、この桜並木の写真を最後に帰路につきました。

まとめ

今回は河津町の桜撮影をメインに記事を書いてきました。
個人的な感想としては行って悔いなしです。
昼過ぎからの参加でしたが、時間的には十分です。
平日に行きましたがそれなりに混雑していました。
おそらく土日祝日はもっと混むと考えられます。時間が取れる方は平日に訪れるのが良さそうです。
筆者は日帰りだったため夜桜を堪能して帰宅しましたが、朝焼けと桜が非常に綺麗だそうです。
来年は泊まりで臨み、朝焼けと桜の写真にチャレンジしたいと思います。

以上、私視点の河津桜の旅行記でした。
これから河津桜まつりに行かれる方、どこにいこうか迷っている方、来年行かれる方などへ参考になれば嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。

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