こんにちは。
4月も気がつけば下旬になり、もう少しでゴールデンウィークが来ますね。
今年のゴールデンウィークは全体的に天気が良くないということらしいので、屋外でよくテニスされる人にとっては残念な天気かもしれません。
さて今回は私が買ってみてそして使っていて良いなと思う球出しマシーンを紹介してみようと思います。
テニスをしていると苦手なショットを克服したいなとか、フォームを改善してみたいなと思うようなことがあると思います。
ただ、なかなか球出しをしてもらう機会ってないですよね。
コートが取れても球出ししてくれる仲間が捕まらなかったり、テニスをするときは大体ダブルスをやってしまうため球出しされるチャンスがないなど、球出しを受けたくてもなかなか難しい状況の方が多いのではないでしょうか。
そんな時に自動的に球を出してくれる機会があれば便利ですよね。
世の中には色々な自動球出しきがありますが、私が愛用している自動球出し機は「Slinger Bag」です。
Slinger Bagって何?
先ほどから出ているSlinger Bagとはアメリカのスリンガーバッグ社が取り扱っている自動球出し機のことです。
バッテリーが駆動でバッグというくらいなので持ち運び可能な球出しマシーンです。
ボールの収納スペースだけでなく、ラケットや飲み物を入れたりサイドポケットもあったりとテニスに必要な用具を入れられるスペースも充実しています。
全体の形は上の写真のようになっています。
上の青いSlingerの文字が入っている部分がボールを収納できるスペース、下がランチャー部分となっています。
高さは約110cmくらいです。テニスラケットよりも少し高いイメージですね。
幅は約60cm、奥行きが約70cmほどです。
全体的な大きさのイメージとしては、空港などでよく見かけますが、海外の方が持っているとても大きい旅行バッグのような感じです。
本体の重さは約15kg。米袋二袋分くらいのイメージですね。持ち上げられなくないですがかなり重いです。
本体のスペックはこんな感じです。
次はこのバッグの詳細を見ていきましょう。
まずはボールの収納スペースです。こんな感じになっています。
1番上の写真にあるslingerの文字が入っている青い箇所が空いた状態です。
ボールは全部で144球ほど入ります。144球というとスーパーで買い物する際に使うカゴ一杯に入っている球数と同じくらいです。
チャックで開閉でき、割と口が大きく広がるので球拾いしたボールを楽に入れることができます。
次がランチャー部分です。
ランチャー部分は至ってシンプルです。
中のローラーが回転し、上から補填したボールを下から射出するという仕組みです。
ローラーの回転は順回転のみです。そのため順回転のボールを受けることはできますが、フラットやスライスのボールを受けることができません。回転を調節できないのが唯一のデメリットだと個人的には思っています。
ランチャー部分の横のつまみがスピードとボールを射出する間隔を調節するものです。
一番下が本体の電源ボタンです。
スピードに関してはMAX速いモードでやったことがないのですが、上の写真くらいでスクール等で受ける球出しレベルの速さだと思います。
射出の間隔に関しても同様で、MAX早いモードでやるとかなり慌ただしい感じになると思います。私は上の写真くらいで球出しの間隔を調整しています。
一番下が電源ボタンです。電源ボタンの上に4つランプがあり、これがバッテリーの残量を示しています。
どれくらいバッテリーが残っているのか一目見てわかるので便利です。
ちなみに周りについている緑色の毛は、ボールを射出した際に付着したボールの毛です。
これだけボールにストレスがかかっているということですね。Slinger Bagに使用するボールは耐久性の高いボールを選択した方が良いと思います。
下の写真がボールの高さを調節する箇所です。
この部分で先ほどの射出部分のランチャーの高さを変えることができます。
あまりボールを上げたくなければ上の写真のようにし、ロブのような高いボールを練習する際はつまみ部分を一番上まで持っていきます。
この高さの調整はかなりシビアで、少し上げただけでボールがかなり上の方まで行ってしまいます。
練習する際は事前に高さをしっかりと調整した上で練習に取り組んだ方が良いと思います。
最後に紹介するのがその他の収納スペースです。
収納スペースは全部で3ヶ所あり、サイドに1ヶ所ずつ、後方部分(ボール収納スペースの後側)に1ヶ所あります。
サイドのポケット部分は小物等を入れられる大きさです。
後方の収納スペースがかなり大きく、ラケットや飲み物、頑張ればシューズも入れられるのではないかと思います。
つまり、ここに全ての練習道具を入れることができこれ一つでテニスコートに行けば良いということです。
長くなりましたが、下記にSlinger Bagのスペックを書いておきます。
- 高さ:幅:奥行き / 110cm:60cm:70cm
- 本体のみの重量 / 15kg
- ボールの最低時速 / 16km/h
- ボールの最高時速 / 73km/h
- ボールの収容量 / 144球
- バッテリー連続稼働時間 / 約5時間
価格について
最も気になるのは価格だと思います。
現在は本体のみの価格が¥93,500-だそうです。
これにSlinger Bagに相性の良いボール(144球)を一緒に購入すると¥140,000-程になりそうです。
この価格を高いと見るか安いと見るかは自分次第ですね。ちなみに私は自主練好きなので購入しました(笑)。
公式ホームページのリンク先を貼っておくのでぜひ見てみて下さい。
まとめ
最後に私の考えるメリットとデメリットを書いて終わろうと思います。
メリット
- 自分の好きな練習ができる(フォーム作り、苦手なショットの克服…etc)
- 練習相手がいない時でも自分の好きなタイミングで練習できる
- 周りに知られずにこっそりと練習できる
- ポイントを絞って集中的に練習できるため上達も早くなる
デメリット
- 価格が高い
- 持ち運び可能と言っても15kgあり重い
- そもそもコートが取れないと練習できない
- 球拾いを一人でしなければならない
私が考えてパッと浮かぶメリット・デメリットはこんな感じです。
いかがでしたでしょうか。
ざっくりではありましたがSlinger Bagの紹介をしてみました。
どんな感じか少しでも伝われば嬉しいなと思います。
そしてこの記事を読んで買ってみようかなと思った方は是非買って練習してみて下さい。
きっと良い練習パートナーになると思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
それではまた。