カメラの保存どうしてましたか?

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞともやんブログをよろしくお願いします。
今年は昨年より記事数を書いていけるよう頑張りたいと思っております。

さて今年最初の記事はカメラの保存方法についてです。
皆さん、どのようにお家でカメラ保存していますか?
私は最近まで机の上に置いてました。
しかしYoutubeやネット等で調べてみると、机の上に放置したりカメラバッグに入れての保管というのはカメラにとって非常に良くないことらしいです。
埃をかぶったり、湿度がカメラにとって天敵だからだそうです。

そこでカメラの保管庫として今年の初めに防湿庫を購入しましたのでそのレビューを書いていこうかと思います。

防湿庫が必要な理由って何?

そもそも何故防湿庫が必要なんでしょうか?
それはカメラにとって湿度は非常に良くない影響を与えるからです。

カメラを保管するために適切な湿度は30%~50%と言われています。
1年中この湿度で保管できれば良いのですが、四季のある日本では高湿度の季節だったり、乾燥している時期だったりと湿度が変動します。

湿度が高くなるとカメラやレンズにカビが生えやすくなります。
特に湿度が80%を超えるとカビがより発生しやすくなるため、梅雨の時期は注意が必要です。

逆に湿度が低くなるとカメラに使用されているゴムの劣化や機材自体への損傷のリスクが高まります。

大切なカメラをこういった状況に晒させないためにも、適切な保管が必要となってきます。
そのための方法の一つが防湿庫に保管することです。

防湿庫は大きく分けて2タイプ

防湿庫は大きく二つのタイプに分けることができ、それらの違いは除湿方法です。

・ペルチェ除湿方式
・乾燥除湿方式

これら二つの方式があります。

ペルチェ除湿方式

ペルチェ素子により防湿庫内を除湿する方法をペルチェ防湿方式と言います。
ペルチェ素子とは半導体の一種で電流を流すと冷却と加熱をする性質を持っているそうです。
この性質を利用して、冷却することで防湿庫内の湿気を吸着させ、加熱することで湿気を外部へ蒸発させることで防湿庫内を除湿できるようになっています。

メリットとしては素早く除湿ことが挙げられます。
乾燥除湿方式に比べて短時間で防湿庫内を除湿することが可能です。

デメリットとしては乾燥除湿方式に比べて電気代がかかってしまうこと、装置の寿命が短いことが挙げられます。

乾燥除湿方式

乾燥除湿方式は名前の通り防湿庫内の特殊な乾燥剤が湿気を吸収し、それを蒸気として外へ排出する仕組みです。
ペルチェ除湿方式よりイメージしやすいですよね。

メリットとしてはペルチェ除湿方式より電気代が安く、機材の耐久年数も長いことが挙げられます。

デメリットとしては除湿するまで多少時間がかかるということです。

こういったことを考慮して私は乾燥除湿方式の防湿庫を購入しました。

ハクバ E-ドライボックス KED-60

私が購入したのはHAKUBAより販売されているハクバ E-ドライボックス KED-60です。


容量は約60L、標準ズーム付きカメラを6台ほど収納可能です。
乾燥方式は乾燥除湿方式なので半永久的に使用できる機材です。
大きさは縦315mm、横358、高さ590となっているのでそこまで場所はとらなさそうです。

中は3段に分かれており、棚の高さは手動で変えることができます。
また各段には棚の上に敷くマットも付属でついてくるためカメラを傷つける心配がありません。

除湿ユニットはこんな感じです。
ダイヤルを回すことで操作可能で、除湿の強弱を変えることができます。

湿度計兼温度計もついている為、庫内がどのような状態か把握することが可能です。

扉は強化ガラスでできているため割れる心配もなさそうです。

価格は4~5万円ほどのため気軽に手を出せる価格帯ではありませんが、カメラの故障を防ぐということを考慮すると購入する価値は十分にあると思います。

ただ写真を見て分かる通り防湿庫内にライトがついていないため、暗く少し見えにくいといったところもあります。
ただライトに関しては必須ではないですし、庫内が見えなくてもさほど問題はないかなといったところが個人的な感想です。
この点は好みですね。

まとめ

今回は私の購入した防湿庫を紹介してみました。
個人的には買って良かったと思ってます。
カメラを保管する場所ができましたし、埃や温度、湿度から守ってくれるからです。
デメリットとしては防湿庫を置く場所を確保する必要があることと、少し値が張ってしまうところでしょうか。

簡易ボックスのようなプラスチックのボックスにシリカゲルを入れて保管する方法もあるそうです。
こちらの方が金額的にも非常に安いためお値段で迷われている方はこの保管方法を検討してみても良さそうですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それでは、また。


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