テニスをする時に、ラケットと同じくらい大切な道具がテニスシューズです。
ラケット技術はもちろん必須ですが、やはりボールに追いつく足があることも重要です。
それだけ使用する足にはなるべく負担の少ないテニスシューズを使用したいところです。
私自身いくつかテニスシューズを試してきましたが、シューズによっては扁平足になってしまったりして痛めたこともあります。
また、足自体が大きく且つ幅が広いためどんなシューズでも良いというわけではなく、履けるシューズが限られてしまっていました。
そんな私が3年以上愛用しているテニスシューズがあります。
それはYONEXから発売されている「パワークッション ソニケージ3 ワイド GC. SHTS3WGC」です。
今回は長年使用した評価や感想を述べていこうと思います。
(※オムニコート用のシューズのレビューとなっておりますのでご了承ください)
ソニケージ3 ワイドについて
まず、名称についてですが、ソニケージ3ワイドとなっていることからソニケージワイドシリーズの3つ目のモデルということです。
前作のソニケージ2ワイドも使っており、その後他のメーカーの幅広シリーズを使用しましたが、結局このモデルへと戻ってきました。
またYONEXからソニケージシリーズも出ていますが、私がレビューするのはワイドシリーズです。
ワイドという言葉がついていることからもわかるように、普通のものよりも幅が広いものとなっています。
今回はデザイン性、グリップ性、クッション性、軽量性、耐久性、通気性、価格帯の7つの項目に着目して個人的な感想を述べていこうと思います。
デザイン性
まずはデザイン性から。
各社、様々なモデルのテニスシューズが販売されていますが、幅広タイプとなるとかなり限られてきます。
そういった中でもパワークッション ソニケージ3 ワイド GC. SHTS3WGCは色味もよくシンプルなデザインで個人的には非常に好みです。
私が使用しているのはディープブルーというカラーですが、ホワイトも用意されているそうです。
全体的には青色がメインですが、シューズの底部分のみライトオレンジ色になっています。
裏面はこのように数多くの凹凸があります。
オムニコートは滑りやすいため、このように小さな突起使用することで止まりやすい設計にしているそうです。
グリップ性
グリップ力に関しては長年使用していますが、特に不満な部分を感じたことがありません。
前後左右試合中に何度も振られますが、シューズの中で足が動いてしまう・踏ん張りが効かないといったことは特になかったです。
上記にも記していますが、裏面の凹凸部分の相性がいいのか、踏ん張りは効きやすい方だと思います。
ただ、何試合かしていると靴紐が緩んできてしまうようにも感じますが、これは他のシューズでもあると思うのでさほど気にしていません。
クッション性
クッション性に関してはかなり満足して使用しています。
一時期、他のメーカーのものを使っていた時があるのですが、クッション性が乏しかったのか扁平足になってしまいました。
そういうこともあり、このモデルに戻したところクッション性が良かったのか扁平足も治り普通にテニスができるようになりました。
走っていても地面からの反発を感じやすいので、足を使ってショットを打つという感覚が掴みやすいと思います。
また、私の場合付属のインソールではなく、市販のインソールに変えることでよりクッション性を高めて使用しています。
私が使用しているのは、アシックスから販売されている「テニスSRB中敷」というインソールです。
こちらの記事にも使用感を書いていますのでご興味ある方は見てみてください。
私が愛用しているテニス用おすすめのインソールについて軽量性
公式サイトによると26.0cmで重さ約310gだそうです。
軽いものだと200g台のもの、重いものだと350g以上あるテニスシューズもあります。
軽すぎると足は動かしやすいが安定感に欠け、重いと安定感はあるが足への負担も大きくなるということです。
こういった面から見ると、310gという重さはとても軽いというわけではないが、それなりに安定感もあり、動きやすいシューズなのではないかと思います。
通気性
通気性にも長けているシューズではないでしょうか。
同じYONEXから出ているヨネックス パワークッション ワイド 17W ( SHT17W AC ) (※ウインザーオリジナル)もハードコート用に使用していますが、こちらと比べるとテニス後の熱の篭り具合や足の群れ感が少ないように感じます。
耐久性
耐久性については正直なところなんとも言えません。
私自身週4~5、1日2時間ほどテニスをしているため、この頻度で耐久性を測っていいかどうかわからないためです。
ちなみに、この頻度でテニスをした場合2~3カ月ほどで買い換える必要性が出てきます。
小指あたりの生地が破れてきたり、裏面のラバー部分が剥がれてきたりという劣化が生じてくるためです。
このあたりがもう少し丈夫だったら良いのになというのが個人的な率直な感想です。
週1~2くらいのペースでテニスをする方でしたら半年以上は持つ耐久性はあると思います。
価格帯
価格は¥11,000~12,000-と他のシューズに比べてお手頃価格だと思います。
上にも書いた通り耐久性という面で見るともう少し欲しいところですが、値段的に安いため特に気にはなりません。
まとめ
パワークッション ソニケージ3 ワイド GC. について個人的な感想を含めてレビューしてきました。
テニスシューズは人によって合う合わないがあるため慎重に選んだほうが良いと思います。
特に足の幅が広い方はなかなか合うテニスシューズが見つかりにくいのではないでしょうか?
そんな方々へ少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。