初の冬山@北岳

あっという間に12月に入り今年も残すところ一ヶ月を切りました。
ほんとあっという間ですね。


さてさて、そんな中私は10月に今年最大の挑戦をしてきました。
それは北岳登頂です。しかも冬山バージョンの北岳です。
登山自体あまり経験がない筆者。
富士登山には何回か行ったことがありますが、本格的な登山は学生時代に1回程度。
まさか北岳に、そして冬山に挑戦することになるとは思っていませんでした。
目的は北岳の登頂及び、絶景を撮ってくることでした。

ずっと書こう書こうと思っててなかなか記事を書く時間が作れず、気がつけば12月になってしまいました。

遅くなりましたが今回は10月に行きました北岳登山の旅路を記していこうと思います。

北岳とは

さて、日本で最も高い山はみなさんご存知の通り富士山ですよね。
それでは二番目に高い山はどこかご存知しょうか?
それが北岳です。
北岳は山梨県南アルプス市にある山です。

北岳への最寄りのインターチェンジには中部横断自動車道の南アルプスICか中央道の昭和甲府ICが挙げられます。
私は南アルプスICから行きました。

北岳への登山道入口は「広河原登山口」という場所です。
ただしマイカー規制がかかっているためこの登山口まで自家用車で行くことはできません。
行くことができるのは「芦安駐車場」という駐車場までです。
ここからバスが出ているので芦安駐車場にマイカーを置きバスに乗り換えて広河原登山口まで移動します。
芦安駐車場から広河原登山口まで約1時間ほどかかります。
芦安駐車場の場所をマップで示しておきます。

広河原登山口までのルートはこんなイメージです。
南アルプスIC→芦安駐車場→広河原登山口
ちなみに南アルプスICから芦安駐車場までは約30分ほどですので南アルプスICから広河原登山口まで1時間半〜2時間ほどかかります。

上に示したように芦安駐車場から広河原登山口までバスで行きます。
料金は片道1450円です(2023年10月21日時点)。

バスは観光バスのような大型バスではなく市バスで都内を走っているような大きさのバスでした。

広河原登山口〜白根御池小屋

北岳には二つの山小屋があります。
山道途中にある白根御池小屋と山頂付近にある肩の小屋です。

当初私は肩の小屋に宿泊予定でしたが、途中の渋滞に巻き込まれてしまい登山口に到着したのが14時でした。
登山初心者ということもありこれは知らなかったのですが、一般的に15時までには宿泊する山小屋に到着するのが普通だそうです。
14時から肩の小屋を目指すのは時間的にも間に合わず日が暮れて危険が伴うとのことで急遽白根御池小屋に宿泊することにしました。
スタート地点のインフォメーションセンターから約2時間ほどかけて白根御池小屋に辿り着きました。
道中はこんな感じです。

着く頃には日が暮れ始めてました。

白根御池小屋。

白根御池小屋での夕食。
山小屋で食べる夕食だったのであまり期待はしていなかったのですが、想像以上に豪華で美味しい夕食をいただきました。
普段よりも健康的な食事だったのでは。。。
ご飯はおかわり自由だったのでしっかりと体力を回復することができます。

夕食をいただいて8時には就寝です。
山での生活の時間感覚はとても早いことに気付かされました。

白根御池小屋〜肩の小屋へ

山頂を目指すため朝5時起床。
ほんとは山頂でご来光を見たかったのですが、前日に肩の小山で行けなかったため予定変更です。
朝ご飯をしっかり食べて出発です。

夜明け前。

宿を出て30分ほどで日の出を迎えました。
道中で見る日の出もまた美しかったです。

山頂めがけてひたすら登っていくとこんな看板が。

1日目に行こうとしていた肩の小山であと50分、そして山頂まで1時間半のところまできました。
もう少しです。

白根御池小屋から約3時間、ようやく肩の小屋にたどり着きました。

ちょうど3000mのところに肩の小屋があるそうです。

こんな看板も。

「北岳に来ただけ。」。。。
テンション爆上がりです。

いよいよ山頂へ

ここまできたら山頂までもう少しです。
肩の小屋から山頂までは40~50分くらいとのことでした。

この肩の小屋からの山頂に続く道には雪が積もっていました。
アイゼンが必須と言われていた理由がよくわかりました。
登山靴のみだと滑って登頂できていなかったと思います。

上から見下ろすとかなり標高の高いことがわかります。
下を見ると足がすくみそうだったので見ないで登っていました。
それにしても絶景です。

そしてようやく、ようやく山頂に到着です。

山頂にはもう一つ大きな看板があったのですが、撮り忘れました。。。泣

山頂からの風景。
富士山がはっきりと見えました。
絶景すぎでしたね。

こちらは間ノ岳です。

本当に山頂からの景色は写真だけでは伝わらないほど絶景で感動しました。

まとめ

北岳登頂、いかがでしたか。
個人的には2023年の中で最大の挑戦でした。
スタート時から渋滞に巻き込まれ、インフォメーションセンターでは登頂できないと言われるなどトラブル続きでしたが、これもまた旅の醍醐味です。
登り始めた時は本当に辛くて来て後悔もしましたが、やはり山頂での絶景に出会うとそんな後悔は吹き飛びました。
山頂までの疲労感も吹き飛び、来てよかったと思えるくらいの絶景でした。
一緒に登ってくれた友人には感謝しかありません。

来年もまた絶景を目指してこういった山に挑戦していきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまた。

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