普段は都内のランドスケープや自然な風景を主に撮っている筆者ですが、少し前に星空を撮りに行って来ました。
東京都内から車で2時間以内で行けるところを探すといくつか候補となるスポットが出てきました。
今回は千葉県いすみ市にある津々ヶ浦での美しい星空を求めて写真を撮ってきましたのでちょっとだけご紹介したいと思います。
津々ヶ裏に鎮座する夫婦岩
いすみ市津々ヶ裏には夫婦岩(めおといわ)と言われる大きな岩があります。
今回はこの大きな岩をメインに星空を撮りました。
都心から高速を使って約1時間半で行くことができます。夜の首都高は渋滞も少ないので、予定通りに行くことができるのではないでしょうか。
近くには駐車場があり、そこから星空を狙っている方々が何人かいました。
駐車場のすぐ真下に海があったので、暗闇の中移動する時は注意が必要です。
タムロン 17-28 f/2.8 Di ⅲ RXD

星空撮影に使用したレンズはタムロンから発売されている17-28 f/2.8の広角ズームレンズ。
420gと非常に軽く、インナーズームのためズームをしても長さが変わらないため扱いやすいレンズです。
f/2.8まで開けられるので星空撮影にも使える明るいレンズとなっています。
星空撮影に使った情報サイト
星空撮影で最も重要なことは気象条件です。
月明かりが少なく、星空が最も見れる日に撮影に行きたいですよね。
私が撮影するにあたり参考にしたサイトをちょっとだけ紹介したいと思います。
星空指数(日本気象協会)
まず参考にしたのは日本気象協会が出している星空指数。
その夜にどのくらい星空が見えるのか教えてくれます。

上の画像は一部スクリーンショットしたものです。
このようにわかりやすく示してくれているので撮影日が星空撮影に適しているかわかると思います。
月入り・月の出時刻検索(ウェザーニュース)
二つ目が月の入り・月の出時間を教えてくれるサイト。
ウェザーニュースが提供してくれているサイトです。
https://weathernews.jp/s/star/srch_area.html

上の画像もスクリーンショットしたものです。
ここから分かるように日の入りがいつなのか、月の出がいつなのかが一発でわかります。
この画像に示している週だと夜通し月が出ていることになるので、星空撮影には適していないことがわかりますね。
月齢カレンダー(ウェザーニュース)
月は満ち欠けにより明るさが変わります。
夜中ずっと月が出ていても満月と新月では明るさが全く異なります。
そのために参考になるのが月齢カレンダー。
こちらはネットで検索するとさまざまなサイトが出てくるのでお好みのサイトを参考にすれば良いと思います。
私が参考にしているのはこちらもウェザーニュースが提供してくれている月齢カレンダー。
https://weathernews.jp/s/star/moon_calendar.html

こちらも画像からすぐにわかりますね。
3/1〜3はほぼ月明かりがなさそうです。
逆に3/13〜17はかなり月明かりがあるため星空撮影には向いていないことがわかると思います。
星空指数と月の出・入りの時間帯、そして月齢を参考になるべく星空が暗く雲が少ないであろう日を選んで撮影に臨みました。
星空撮影をする際にはこういったサイトを参考にしながら気象条件を調べられるといいですね。
津々ヶ裏で撮る星空
数枚ではありますが、ちょっとだけご紹介を。



水平線がうっすらと明るくなっています。
夜明けが近い証拠ですね。
不思議なことに撮影している時は水平線は真っ暗でした。
カメラの長秒露光ってしっかりと光をとらえているんだなと感じました。

まとめ
今回はいすみ市津々ヶ裏での星空撮影の様子を少しだけ書いてみました。
本当は天の川目的で行ったのですが、思ってより雲が出てきてしまい撮ることができず。。。
天の川はまた次回チャレンジしようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。

