テニスボールの種類とその違いについてインプレしてみた

私がテニスを始めた頃、こんなに数多くの種類のテニスボールがあるとは知りませんでした。
初心者の私にとってはどのテニスボールも同じだろうと思っていましたが、テニス歴が深くなるにつれ、その違いについて徐々にわかるようになってきました。
そこで私がこれまで使ったことのあるテニスボールの特徴についてまとめてみました。
今回は「打感」、「球足」、「価格帯」の3つに着目しました。

ダンロップ フォート

まず最初にピックアップしたのはダンロップより発売されている「ダンロップ フォート」です。
60年以上愛用されているボールで、数多くの国内大会で採用されています。
私の周りのテニス界隈でも、試合や練習においてこのフォートを使用しています。

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打感

今回紹介するボールの中では最も柔らかいボールです。
インパクト時にしっかりとラケットに乗る感覚を感じることができると思います。
柔らかくしっかりと乗る感覚があるため、非常にコントロールしやすいボールなのではないでしょうか。

球足

ニューボール時はもちろん球足は速いですが、ある程度使用しているとボールが馴染んでくるためか速すぎる感覚というものは無くなってきます。
他のボールに比べると球足は比較的遅い方なのではないでしょうか。

価格帯

ダンロップ フォートは数あるボールの中でも価格帯の高い部類に入ります。
1缶2球入りと4球入りの二種類で発売されています。
2球入りは約700円、4球入りは約1300円ほどとなっており、4球入りの方が少しお得な価格帯です。
普段の練習で大量にボールを使用する場合などには金額がかかってしまい、少しネックな気がしますが、仲間内で試合練習をする際にはベストなボールだと思います。

セント・ジェームス

セント・ジェームスもフォートと同じくダンロップから発売されているボールです。
埼玉県内で毎日開催されているインスピリッツテニスという大会ではこのボールが試合球として使用されています。

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打感

打感に関してはフォートと同じく比較的柔らかい部類に入るのではないでしょうか。
ただ、個人的にはセント・ジェームスの方が若干硬いような気がします。
球離れもフォートに比べると早いように感じています。

球足

球足もフォートと同じくそこまで速いと感じません。
ただし使用しているとボールがへたってきますが、フォートと比較するとセント・ジェームスの方が劣化してくるスピードが早いと思います。

価格帯

価格帯はフォートに比べると比較的安価で入手しやすいボールです。
オンラインショップでの価格ですが4個入りで約700円ほど。
フォート缶と比較すると5~600円ほど安いです。
柔らかい打感で且つニューボールで練習したい方へおすすめの練習球ではないでしょうか。

YONEX TOUR

3つ目はヨネックスから出ているTOUR(ツアー)という練習球。
ヨネックスのボールにはTOUR PREMIUM、TOUR、CHAMPIONSHIPという3種類ありますが、今回はその中でもTOURに注目しました。
TOURに関しては様々なテニススクールにて練習球として扱われています。

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打感

打感はセント・ジェームスに近いように感じますが、若干硬めです。
ただ、YONEXの公式ホームページによると打感的には柔らかい部類に入るそうです。
硬めに感じているのは私個人の意見ですので、悪しからず。

球足

球足に関しては、速すぎず遅すぎずといったところでしょうか。
こちらも個人的にはセント・ジェームスに近い感覚です。
ただし耐久性が少し高いのか、長時間使用していてもそこまで遅くなるような感覚はありません。

価格帯

価格は4球入りで税込968円(公式ホームページより)。
セント・ジェームスより若干割高ですが、ボールの耐久性を考えるとこちらの方がコストパフォーマンスがいいかもしれません。

HEAD PRO

4つ目はHEAD PRO。
テニススクールの練習球としてもよくみられるボールです。

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打感

打感はかなり硬めです。
特にニューボール時はかなり硬く、インパクト時に弾かれる感覚があります。
フォートとは真逆なインパクト感があると思います。
ガットにボールが乗る感覚が好きな方にはあまり向かないかもしれません。

球足

ボールが硬いためか、よく飛ぶ、しっかりと弾むボールです。
球足も速い部類に入ると思います。
ただ、ボールの耐久性はあまり高くないのかある程度打っていると球離れは徐々に落ちてくるように感じます。
そのため時間が経つにつれ球足も遅くなっているのではないでしょうか。あくまで個人的な感想ですが。

価格帯

4つ入りで630円とかなり安いです。
テニスサークルや身内同士で使う練習球としては良いのではないでしょうか。
ただ、ボールの耐久性があまり高くないところがデメリットかもしれません。

NFX(テクニファイバー)

最後のピックアップしたのはテクニファイバーから出ているNFXというボールです。
元々はブリヂストンから出ていたNX1というボールでしたが、その後継として発売されているボールです。

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打感

打感はかなり硬めです。
今回紹介したボールの中でも最も硬いかもしれません。
そしてその分、回転も良くかかり弾みます。
ボールが硬く、弾くような感覚でボールを飛ばせるため、力感なく飛ばすことができると思います。

球足

球足も速い部類に入ると思います。
特にフラット系を持ち玉とする人にとっては相性の良いボールかもしれません。
逆に高い弾道でボールをコートに入れるためにはある程度の回転量が必要になりそうです。

価格帯

4個入りで670円ほどです。
価格的にはお手頃な価格ですね。

まとめ

今回は私が今まで使用したことのあるボールを個人的な見解とともにご紹介してきました。
私個人としてはやはりダンロップ フォートが一番好きですね。
打感も柔らかくスピード感もあり、ボールの耐久性もそれなりにあります。
価格は少し高いですが、練習試合などには使っていきたいボールの一つです。

上記はあくまで私個人の見解ですのでご参考までに。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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