テニス好きに読んで欲しい本「ラファエル・ナダル 自伝」

テニスをやっていると情報収集のためにyoutubeを見たり、雑誌を読んだりすると思います。
しかしながら、テニスの小説や本を読んだことってあるでしょうか?

普段はあまり本を読まない筆者ですが、数年前に読んで面白かった本があるのでちょっとだけご紹介したいと思います。
それが「ラファエル・ナダル 自伝」。

テニスをやっている方なら絶対に知っているレジェンド選手の一人。
4大大会では通算22勝、うち全仏オープンでの優勝回数は14回とクレーキングとしても有名でした。
そのラファエルナダルの自伝があるのはご存じでしょうか?
出版されたのは2011年と10年以上も前の本。
しかしながら、選手が自伝を執筆するというのはかなり稀。
読んでみて非常に興味深い本だったのでレビューしてみようと思います。ご興味ある方は是非みていってください。

要約

物語は2008年のウィンブルドン決勝の舞台。
当時世界ランキング1位のロジャー・フェデラ対ラファエル・ナダルの対決がナダルの視点から描かれています。
どんな思いをめぐらせながら試合に臨んでいたのかがよくわかる文章になっています。
ストーリーの流れは、試合序盤から終盤までの様子が記載されつつ、ナダルの幼少期の話や人間関係なども描かれています。

感想

ネタバレになってしまうので詳細までは書きませんが、この本を読んだ感想はラファエル・ナダルという偉大な選手も一人の人間なんだということです。
全仏オープンでは14勝、グランドスラムは22勝をあげている選手ですら、試合中に不安や恐怖を感じるのだとこの本を読んで思いました。
技術やメンタルの強さは一般人と比較するのも烏滸がましいくらいレベルに差はあれど、私たちと同じようなことを考えているのだと感じました。

私も試合に出ることがありますが、負けている時、ピンチな時になるとどうしてもメンタルが弱くなってしまいがちです。
この本はそういったメンタルをいかに保つかというヒントにもなるなとも思いました。

まとめ

スポーツ選手の自伝はこれまで読んだことがありませんでしたが、読んでみると意外な発見があり非常に面白かったです。
普段はテニス雑誌やyoutubeからテニスを学ぶことが多いですが、たまにはこういった本を読んでみるのも良いかもしれませんね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

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