2月、富山県に写真を撮りに行ってきました。
というのも雪のシーズンにどうしても撮りに行ってみたいスポットが富山県にあったからです。
今回は冬に行ってみて良かった富山県の絶景スポットということで3つ紹介していこうと思います。
今回使用した機材はこちら。
雨晴海岸
まず一つ目は雨晴海岸。
新高岡駅から車で20~30分ほどで行くことができます。
雨晴海岸の近くには道の駅「雨晴」があり、そこに駐車場もあるため車を停めて歩いて行くことができます。

雨晴海岸では「気嵐(けあらし)」という自然現象を見ることができます。
気嵐とは海面から蒸発した水蒸気が空気中で急激に冷やされることで白い霧を生み出す現象のことです。
いつでも見れるわけではなくある程度条件が整った時でないと見ることができないそうです。
時期:11月~3月頃
時間帯:日の出頃〜朝8時頃まで
温度帯:前日の夜が冷え込み、明け方の温度が暖かいと発生しやすいとのこと
温度帯に関しては私が行った時は前日と撮影日でさほど気温差はなかったように感じましたが、写真の通り気嵐を見ることができました。
ちなみに、写真真ん中にある岩は「女岩」と言われており、晴れていると女岩の後ろに立山連峰も見えるそうです。
私が行った時は雲が多く立山連峰を拝むことはできませんでした。


近くには氷見線が通っており、海沿いに走る列車と朝日を取ることもできます。
非常に幻想的ですよね。

庄川峡
二つ目は庄川峡(しょうがわきょう)です。
雨晴海岸から車で約50分ほどと少し離れた場所に位置しています。

壮大な庄川を通る遊覧船とバックに見える冬山を撮ることのできるスポットです。
手前に見える赤い橋は長崎橋、奥の大きな橋は利賀大橋と言います。
実はこの撮影場所、車道の脇から撮っています。
車の通りもそれなりにあったので撮影の際は十分に気をつけて撮ってください。
この撮影スポットの近くに井波駐車場という小さな駐車場があります。
(イメージ的には駐車場というよりも車の待機所といった方が近いかもしれません)
ここに停めて、歩いて4~5分ほどのところに行くと上の写真を撮ることが出来ます。

こちらは利賀大橋から撮った景色。
ここから見る景色も壮大です。
相倉合掌造り集落
最後は世界遺産にも登録されている相倉合掌造り集落。
庄川峡から車で30分ほどで行くことが出来ます。

集落では今でも生活している方々がいらっしゃるそうで、ここでの生活感や時間感覚を肌で体感することができます。
私が行った時の撮影時間は昼間でしたが、夕暮れ時になると光が灯されるため、雪と光という幻想的な組み合わせの写真を撮ることもできるそうです。
合掌造りというと白川郷が有名ですが、相倉合掌造りもまた風情を感じることができました。
ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は私が訪れた富山県の絶景スポット3つご紹介してきました。
どのスポットも甲乙つけ難いですが、やはり雨晴海岸の気嵐には圧倒されました。
条件が揃わないと見ることができませんが、お目にかかれた時は早起きして来てよかったと心から思えると思います。
また、冬の富山県は都内よりも寒く、特に早朝は肌を刺すような寒さでした。
防寒対策は必須ですので、しっかりと準備していきましょう。
冬の富山県、訪れる方はぜひご参考にしてみてください。
それでは、また。

