テニスボールにはさまざまな種類があります。
各メーカーがボールを出しており、そのメーカーが出しているボールにも何種類かあるためです。
テニスを始めた頃、私にはその違いがイマイチ分かりませんでしたし、どのボールも正直同じだろうと思っていました。
ところが、ボールによって打感や耐久性、フェルトの質感などに違いがあるのです。
さまざまなメーカーがある中で、定番として公式試合や練習球に使用されるのがダンロップから発売されている「フォート」と「セントジェームス」です。
実際、この二つは同じ公認球ですが、打感や耐久性に違いがあります。
同じメーカーなのだからさほど差はないのだろうと思っていましたが、長年使っているとその違いがはっきりとわかってきました。
本記事では今まで使ってみた両者の違いを比較していこうと思います。
ダンロップフォートとセントジェームスについて
フォート

ダンロップフォートは60年以上愛用されているボールで数多くの国内大会で採用されています。
区民・市民大会でもフォートを使用しているところは多いのではないでしょうか。
市販では2級入りと4球入りで販売されています。
セントジェームス

セントジェームスはフォートよりも練習球のイメージが強い印象です。
価格帯もセントジェームスの方が安く、練習球としてよく使われるためか、2球入りはなく4球入りで販売されています。
埼玉県内で毎日開催されているインスピリッツテニスという大会ではこのボールが試合球として使用されています。
実際の使用感の違い
打感
・フォート
缶を開封した直後こそ硬いイメージですが、使っているうちに柔らかくなっていきます。
ラケットに吸い付くといった方がわかりやすいか分かりませんが、弾くという感じではなくしっかりとコントロールできる印象です。
コントロール重視の方にはフォートは好みかもしれません。
・セントジェームス
全体的な打感はフォートに似ています。
どちらも柔らかめといったところです。
しかしフォートと比較するとセントジェームスの方が硬いイメージです。
しっかりと反発力を感じることができ、楽に飛ばすことができます。
フォートがラケットとのインパクト時1秒間くらい吸い付いているとすると、セントジェームスは0.5秒ほどといったイメージです。
早い球足、楽にボールを飛ばしたい方にはセントジェームスの方がおすすめかもしれません。
耐久性
・フォート
セントジェームスよりも耐久性は高いです。
3試合ほど連続で使うと、かなりへたってきますので3~4試合やったら新しいボールにしたほうが良いかもしれません。
ただ3,4試合後も空気はそこまで抜けていないのでその後しばらくは練習球として使用できると思います。
また、缶を開けてから空気が抜けていくまでの時間はフォートの方がセントジェームスに比べると長く持つようなイメージです。
・セントジェームス
耐久性はあまりないように感じました。
フォートよりもしっかりとした打感、硬い感じはありますが、その分空気が抜けていくまでの時間も早いかもしれません。
缶を開けてから3~4日ほどすると空気が抜けてきている、弾まなくなってきているなというのが分かります。
フェルト
・フォート
フォートは使っているうちにかなりモフモフになってきます。
その毛羽立ちがラケットへの吸い付きの良さ、コントロールの良さにつながってくるのかもしれません。
・セントジェームス
フォートに比べるとフェルトの毛羽立ち感というのは少なめです。
そのためラケットの引っかかり感がなく飛びやすいのではないのでしょうか。
まとめ
打感・耐久性・フェルトに着目してフォートとセントジェームスの比較をしてみました。
個人的な見解としては、コントロール・柔らかい打感が好きな方はフォートを、少し硬めで弾くような感覚が好きな方はセントジェームスがおすすめかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。


